日本最西端の与那国島で一人と一頭から始まった南の島の馬暮らし。
そこに集まった馬好きな若者たちが沖縄中に散らばり、
それぞれの馬暮らしを始めています。





スケットさん!

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先週、リクの調教を

教えてくれるために、

濱さんに大阪からきていただきました(^^)

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リクもいつもと違う顔をしていて

真剣に話を聞いている

そんなふうに感じました。

普段の私との会話…

適当にあしらわれていたのかも…。

 

まだまだですね〜(*_*)

私も教えてもらったやり方を

少しずつ少しずつ試していけたら

成長できればと思います!

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その時に活躍したのがうぶぐい!

やはりすごい効果があります(^^)

つぼを刺激されて痛いかもですが…

リク、痛いのが嫌なら痛くないような方向においで!笑

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濱さんには2日間短い期間でしたが

泊まりで来られるとか初めてのお客様!

なんだか緊張しました(*_*)

 

写真もとれず…ほんとすみません。

 

今回の写真は全て濱さんが

とってくれたものです!(^^)

ありがとうございます!

またきてくださいね〜(^^)

継続は力なり

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とにかく暑い!今年の沖縄。
最高気温34度なんて日が訪れるようになってしまっています。
本州に比べて最高気温が低く、また、快適な風のなかにいると涼しく過ごせる例年では、お客様と「夏の沖縄は避暑地ですね。」なんて会話が常でしたが、そんなこと言ってられなくなるのではないか!?

このままいくと本当に夏は海馬遊びしか出来なくなってしまうかもしれません。と、つくづく親方の始めた海馬遊びの素晴らしさを実感する日々です。

さて、おかげさまで世間様が夏休みに突入し、久米島でも東京-久米島の直行便が就航となり毎日忙しくさせて頂いている久米島です。

そんな久米島馬牧場でも6度目の夏となりました。自分としても馬と共に海に入らせて頂く経験も6度目のシーズンに突入しました。元々海の仕事をさせて頂いていたことと、馬牧場初代の2頭は驚くほど海には慣れていたこともあり、初年度は海馬に対して難儀することは全く無かったのですが、2年目から、和歌山帰りのヨナグニウマ2頭のククルとダイが加入することで状況は一変しました。

生まれ育った与那国でも海には親しみ無く育った上、和歌山では海に入ってこなかったため、1年目の2頭は常に緊張の中での海馬遊びになりました。
いつもお客様から「馬って海は平気なんですか?」という質問を頂きます。乏しい経験値の中から思うことですが、当然個体差によるところが大きいでしょうが、どの馬も初めての海は怖いのではないかと思っています。人間を含めた陸生の生き物はみんなそうじゃないかと思います。全く記憶にありませんが自分もそんな時があったのでしょう。

波は迫る、水はしょっぱい、足元は見えない、得体のしれない生き物がいる、深くなる。

馬だって色んなことを考えていると思います。怖くないわけがありません。1年目は苦笑いしながら「暑い日に海に入るのが気持ち良いのは人と一緒ですよ~。」なんて、リードを持つ手をプルプルさせながら共に仕事をしたことを思い出します。

そんな2頭も、1年1年経験を重ねるごとに毎年変化をしていきました。どの年も間違いなく去年より色々なことを受け入れていっていることがはっきりと分かりました。でも、自分もリラックスして共にお仕事が出来るようになったのは昨年の4シーズン目からでした。

そして、今年の5シーズン目。見違えるような冷静さと、仕事に対する理解を見せてくれているのです!5年というかかった月日は長いのかもしれませんが、馬にとっても年で一時期しかしない特殊な仕事。毎年毎年このシーズンはドキドキしていたのでしょう。

今年は新人の担当馬になったこともあり、客観的に彼を見ていますが、微笑ましいことに海の地形や潮位による海の変化を知る彼の方が今度はスタッフに海馬遊び何たるやを教えています!
そして、自分と共に仕事をする日は最高のパフォーマンスで、経験するどのお客様にもこのかけがえの無い経験を提供してくれています。

この経験は僕にとっても、どんな馬も情熱と時間をかければ変化し受け入れる力を持っているという確信をもたらしてくれました。これからもかけがえの無いこの仲間たちともっともっとミラクルな未来を作っていけたらと思う今年の夏です。

それにしても、馬の傷は癒える。虫を寄り付かせない。気持ちいい。負荷が少ない。涼しい!
やっぱり海馬遊びは最高です!!

久米島馬牧場 井上福太郎

リクとは関係ないですが…

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暑い〜

夏バテになりそうです(*_*)

草刈りが終わって飲む水分!

最高に美味しく感じます‼︎

 

タイトルの通り、

リクとは関係ないですが、

最近サギ?ですかね、

V字になって飛んでいく鳥!

灰色のような色をしていますが、

一羽だけ真っ白の鳥が!

アルビノですかね?

珍しいものをみれました(^^)

 

鳥でいうと

カモもうろうろ田んぼ巡りをしています。

いったいどこの子でしょうか?笑

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かわいい…。

 

鳥好きに思われそうですが、

鳥は距離があってみるのは好きですが

近くは少し…苦手です。

嫌いというかこわいです(°_°)

 

リクとは関係ないことでした。

ちなみに今日のリクは

ミツバチにおいかけられていました。笑 

 

ごろん!

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お昼の1時か2時か

そのくらいになると

天気がいい日で

ある程度おなかも満たされると

ごろん!

 

だいたいこの場所で

リクはうとうと…。

 

馬って立って寝るんじゃないの?

と思いますが、

リクは仔馬のように庭と小屋では転がって寝ます(^^)

 

どこまで近くにいけるかな?

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さわれるか?

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大成功‼︎笑

 

お昼寝中邪魔してごめんね〜笑

 

隣で私もお昼寝!

穏やかな時間です(^^)

 

たまにはこんな時も!

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大丈夫かい?笑 

ダイスケ

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お久しぶりです!
梅雨が明け、途端に毎日真夏日久米島からです。

内地もこれから本格的な夏が来るんだろうなーと気がかりだったちょうど数日前、訃報が。

私が以前勤めていた動物園で、1頭の馬が亡くなったのです。
写真の馬、ダイスケ。

うちの馬たちをよく知っている方は、「あれ?」と思われたははず。
そう、この子はシンノスケではなく、ダイスケ。

平塚ふれあい動物園で子供たちを乗せて26年。
つい数日前の朝、馬房で亡くなっていたそうです。
32才でした。

私が出逢ったのはもう16年前、それから5年間、一緒に働いていました。

当時すでに一番の高齢で、でもまだまだ元気で。
小さな体に飄々とした性格、障がい者乗馬でもハードな日でも、どんな時でもどんな子でも。
全くぶれずに淡々と乗せてくれる、素晴らしい馬でした。
そして曳く人も選ばない、という非常にありがたい存在でした。

仕事が終われば茶目っ気たっぷり、他の馬を遊びに誘ったり、スタッフの目を盗んで面白いことをしてくれたり。
ナイスキャラ。

そんなダイスケがさすがに最近調子が悪いと聞いていて。
この夏しんどいだろうなぁーと思っていた矢先でした。

人も馬も、死は必ず訪れるものであり、それがいつどんな風にかは分からないもので…
よく死について考えるのですが、今まで遭遇してきた馬の死の中で、直接は立ち会えなかったけれど、ダイスケの死も私にとってはひとつの大きな出来事でした。

26年という長い間、最期まで現役で子供たちを楽しませて。
小さい頃にダイスケに乗った子が、大人になって自分の子供を乗せていたということ。

その偉大な仕事に深く大きな感動を覚えます。

先日亡くなった、うみかぜホースファームのトゥバルも。
かつて与那国でスタッフに看取られて逝った風子も。
そしてもっともっと沢山の馬たちも。

死によって、学ぶことの多さ…

今はただ、ひたすらに、感謝とご冥福をお祈りします。

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プレゼント

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稲美町では

この時期、夏野菜やお米づくりで

みなさん畑仕事を

していらっしゃいます。

 

そうなると、

リクにプレゼントが

時々届きます(^^)

 

家の前に美味しそうな草

(リクが食べて美味しそうと感じそうな草で私は食べません、笑)

が置いてあったり、

これ食べるかな?と

芋のつるで実験したり、笑

 

この前はまびいた人参を

くださいました(^^)!

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贅沢っ‼︎笑

 

可愛がられて私も嬉しいです!

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次なる挑戦

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梅雨入りの久米島から、しとしと雨が降り続くなか井上福太郎です。5月も終わりが近づいて来ましたが、久米島では大きなお別れがあります。今まで頑張って共に働いて来てくれた二人のスタッフが仕事を辞め、内地に帰ります。そして、新しいメンバーへとその仕事は引き継がれていきます。

今月で5周年を迎えた久米島馬牧場。たくさんのスタッフにも支えてもらいながらここまでやってこれました。島において、在来馬にこだわり、域内循環や持続可能な運営にこだわり、地域とのつながりを常に意識してここまで継続できたのもそのスタッフ達のおかげです。

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伸び放題だった雑草を継続的に馬の飼料として刈り続け、公園として再生することが出来たこの場所では、親子馬クラブの子供たち親たちが気持ちよく遊べる場所として活用することが出来ています。

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とにかく在来馬が好きだから縁で集まってきた馬のなかには馴致すら0からスタートした馬がいましたが、色んなことを乗り越えて子供たちを乗せて歩ける馬として活躍してくれるようになりました。スタッフと共に勢いで走らせ人馬転して骨折なんて今となっては良い思い出です。

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新メンバーは新しい発想と、新しい馬と人が豊かに暮らす可能性を引っ提げて未来を共に築いてくれると思います。ここ数年スタッフ達に厳しく高い要求ばかりを課してきた自分を強く反省し、皆に感謝するとともに久米島馬牧場の次なる挑戦に挑んでいきたいと思っています。

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(牛に乗せることではありません!)正直言って家族にすら理解されないくらいの迷走と失敗の連続ですが、この場所でこれから過ごす未来の子供たちのために久米島馬牧場が出来ることに挑戦し、そして未来の子供たちが僕たちと同じように在来馬と共に過ごすことの出来る明日を作りたいと強く思っています。

個人的には久米島は10年になりました。流れ流れてたどり着いた今の素晴らしい拠点で、確実な一足一足を新しい仲間と共に進めて行きたいと思っています。