日本最西端の与那国島で一人と一頭から始まった南の島の馬暮らし。
そこに集まった馬好きな若者たちが沖縄中に散らばり、
それぞれの馬暮らしを始めています。





久野マサテル

ラブレター

この写真、今「うみかぜホースファーム」で一番馬に夢中な中二の子です。土曜日の午前の「キッズクラブ」が終わってもずっと馬の傍で語らっています。良い光景です。嬉しい光景です。 そして今日は嬉しいお手紙を紹介します。もちろん本人の了解済みです。こ…

いつの間にか沖縄地方にも涼しい風が吹き始め、陽光の馬たちの美しいこと。 うっとりの瞬間です。持ち回りの「馬楽のすすめ」は久々の親方の登場です。 今回も昨年沖縄タイムスの「唐獅子」のコーナーに連載した「南の島の馬暮らし」の8回目を転載しようと…

馬介在教育(学校で馬を)

ついに今年もこの季節になりました。 与那国島の比川小学校の秋の運動会での「馬と子どもたちの演技」、 今年もその練習が始まりました。 本番は9月18日、日曜日です。さあ、今年はどんな演技になるのでしょうか? 与那国のスタッフは寝食を惜しんで(?…

二世代目助っ人

南に住む馬たちにとって夏は過酷だ、そしてスタッフ達にも。しかし我々は発見した、海の中での乗馬を。人も馬も海の中で「きもちいい!」 しかし今年は来ませんね台風。発生してもほとんどが本州ですね。なおのこと気になります、でかい台風が来るのではない…

馬と遊ぶ子ら

梅雨の合間の早朝、こんなにすごい虹がかかった。一枚では収まりきれない大きな虹、人の目はいい、ぜーんぶ見える。しかしこんなすごい虹も馬には・・・。 梅雨はやらねばいけない仕事がいっぱいある。牧草地に新しい種を播くこと。夏が来るまでにお客様のテ…

朝日新聞夕刊 5月16日 

郵便屋さんは決まって僕らの昼食時にやって来る。受け取るとずっしりと重い封書。 空けたら朝日新聞が数部入っていた。そういえば先月取材を受けた。合計8時間も。 日本の在来馬全てを取り上げると言う。今号が⑥だ他も見たい・・・。 ほ 大字で「自転車並み…

日本馬巡り

親方ことマークンです。ただ今沖縄本島、南城市のうみかぜホースファームにいます。ここは今日も朝から農霧、我が家の山羊も霧の中。 プリンスが逝ったり、与那国島の友達が逝ったり、熊本は地震だったり、トラクターで耕した表土が大雨で流れたり・・・、何…

馬が人を呼ぶ

6日の日の朝うみかぜホースファームは濃い霧がかかっていた。この地域は霧で有名だ、それが嫌で引越しをする人もいるくらいだ。でもこんな幻想的な馬の姿を見せてくれる。ここは海抜150メートル、下界から見ると雲、中にいると霧。もう何年かで僕は霧か…

南の島の馬暮らし2 馬との生活

雨上がりの朝、いつものように草刈。馬たちの喜ぶ顔を思い浮かべながら、丁寧に刈り取る。犬の手も借りたいのだが、いつものようにじっと見ているだけ。犬、それだけでいい。ああ僕もいつかそう言われるような人になりたい。 学生は春休み、人さらいの僕は…

南の島の馬暮らし1 「与那国馬との出会い」

今年で35年目を迎えた与那国島暮らし。そこでいったい何をしているかと言えば、日本在来馬の一つ「与那国馬」の保存と活用に取り組んでいる。 冒頭から新聞社に媚(こび)を売るつもりはないが、実は与那国島移住のきっかけは、新聞の小さな記事からだった…

沖縄タイムス、唐獅子

今日の沖縄タイムス、唐獅子の欄にコラムを載せています。今日が2回目、2週間毎に今年いっぱい書きます。テーマはやはりヨナグニウマの話、でもチョット角度を変えてみました。そして今日の馬活動の一コマ。とある保育園、2歳児クラスの子どもたち、しっかり…

「ふがらっさー馬新聞」 NO,89より

何といっても夏はこれ、海馬遊び! 与那国から始まった海馬遊び、でも石垣島でも久米島でも伊江島でも本島でも、そして淡路島でも久里浜でも千葉でも・・・。でもでも沖縄の海でやるのは格別です! ヨナグニふれあい広場は創立以来季刊誌「ふがらっさー馬新…

台風明け

久々の更新、約一年ぶりになります。別に馬を辞めたわけではありません。馬暮らしは永遠と続いています。そして益々楽しんでいますよ。 ワニの発情は雷の音だとか。僕のブログ更新は台風ですかね〜。 早々とやって来た台風、牧場は大変です。馬たち他を安全…

THE BAGAKU :馬楽のすすめ その6 人生に棒を振る

暑中お見舞い申しあげます。 *朝焼けの中の与那国馬、東崎にて8月 今夏は早々に強烈な台風がやって来た。7月8日の台風8号は沖縄本島を強烈な暴雨風で襲い、マンゴー最盛期の農家を脅かした。それはともかく幸いにも本島の牧場の馬たちは無事でした。だけど…

掘り出しもの その2 「ナショナルジオグラフィック・日本版」

列島探訪 大12回 日本の音風景 沖縄県・与那国島 断崖の島に聞く 若夏の馬の声 沖縄本島から500キロ。日本の最西に位置する与那国島には、琉球王朝時代からの在来馬が生息している。春を飛び越え、初夏の訪れとともに、断崖に打ち寄せる優しい波音の合間に、…

足るを知る島

馬好きは困ったものだ、馬に乗ってみたり、馬を飼ってみたり、好きな馬の写真を携帯の待ち受けにしたり・・・。 春のとある晴れの日、ヨナグニウマの繁殖地、北牧場に馬が大好きで乗馬が大好きな人たちと出かけた。北牧場は島の北にあり、海に面している。何…

南の島の馬暮し 掘り出し物 その1

僕は馬を飼う前に水牛を飼ってて、毎日乗って遊んでいた。 水牛の名前は「 ダイナ」 漢字では 「大菜」、沢山草を食べるし、昔エノケンの「ダイナ」も好きでした。 この写真、1985年12月に撮りました。とある雑誌に載ったものです。 南の島の馬暮しは33年も…

絵本 南の島の馬暮らし その4・最終回

これにて南の島の馬暮らしはおしまいでーす。 この続きはいつかできるかなー?

絵本:南の島の馬暮らし その3

南の島の馬暮らし その3 始まり始まりー。 この続きはまたねー。

絵本 :南の島の馬暮らし その2

絵本:南の島の馬暮らし その2 はじまりはじまりー! この続きはまたねー。

絵本:南の島の馬暮らし そのⅠ

与那国島に渡って始まった「南の島の馬暮らし」実はこんな絵本があるのです。僕の還暦のお祝いにスタッフが創ってくれました。僕の宝物を皆様に公開いたします。4回シリーズです。ではではご開帳・・・・ ・・・次回に続く。 文字が小さくて読みづらいかなー…

乗せない乗馬 教えない乗馬

2014年 明けましておめでとうございます。(すみませんもう2月ですね) 馬関係者湧き上がる2014年・午年。馬が干支に入れてもらってほんとによかった。お釈迦さまありがとう! 新聞にテレビにラジオ、そして本にと、あちこちで馬が大モテの2014年が始ま…

ヨナグニウマ チルドレン

子どもは馬が好きだ。怖いと言ってなかなか馬に近づかない子も、よく見ていると馬が好きなんです。そんな子どもたちの心によりそって始まったヨナグニウマと子どもの活動、しぶとく持続し発展しています。 与那国島では、比川小学校運動会での乗馬演技が今年…

海馬遊び

夏ですね、暑いですね~、馬も人も大変です。こんな時には何と言っても「海馬遊び」です。沖縄本島にも与那国島にも「海馬遊」びを求めてくる方々で込み合っています。人も馬も海の中なので、涼しくて気持ちいいのです。それにこんな遊びはどこでもやってま…

来年は午年ですね

なんと気持ちのいい天気だ! いい馬日和だ! ここは沖縄本島の「うみかぜホースファーム」。本部は与那国島にある。そこには絶滅しそうな在来馬、和種馬の「ヨナグニウマ」がいる。僕こと馬広場の親方「マークン」はこの馬と32年間付き合っている。よくぞ…