日本最西端の与那国島で一人と一頭から始まった南の島の馬暮らし。
そこに集まった馬好きな若者たちが沖縄中に散らばり、
それぞれの馬暮らしを始めています。





歓びの中に。

f:id:hisanomarkun:20161120154758j:plain

今朝のこと。

オモチャになっていた私の古い携帯(ガラケーですね)をいじっていた娘が。
ふとしたはずみに電源をつけてしまい…

お!これは!
と思いデータを見返すと、出てくる出てくる懐かしい写真たち。
その中にあったのが上の一枚。

このパズルのピースのような模様。
我が家のイースです(笑)

生まれた日の朝。

「し、白い…!!」
という衝撃の朝(笑)

f:id:hisanomarkun:20161120154812j:plain

出自はどうあれ、新しい命を迎えるのは何よりの幸せですね。
親方マークンも嬉しそうです。

与那国に移り住んで広場の馬と関わるようになって良かったことのひとつは、
今そこにいる馬の過去も未来も見続けることができる(少なくともそう思える)こと。

内地で馬に携わっていたときは、その馬がどんな生まれでどんな風に育ってきたのか。
お母さんはどんな馬だったのか、お父さんは?
知りたくても滅多に知ることはできず、
いつまでここにいるのか、このあとどうやって生きていくのか…。
なんの保証も確信もありませんでした。

f:id:hisanomarkun:20161120154832j:plain

でも与那国で馬と暮らして、そこに生まれてそこで育ち、子を生み育て、死んでいく。
生き物としては当たり前の流れにずっと関われる幸せを知って。
その安心感、自分が責任を持てる喜び。
馬の世代を越える繋がりを見る面白さ!

これは馬の産地であり、育成、仕事、暮らし、養老と全てひとところで行われている場所ならではの馬楽ではないでしょうか。

昔の人たちも同じように在来馬と暮らしたのかな。

馬が好きな人にはぜひ体感してもらいたい歓びなのでした。

久米島馬牧場
井上 恵子

ちなみに。

f:id:hisanomarkun:20161120160131j:plain

現在のイース

アナタ大きくなったね~(笑)