日本最西端の与那国島で一人と一頭から始まった南の島の馬暮らし。
そこに集まった馬好きな若者たちが沖縄中に散らばり、
それぞれの馬暮らしを始めています。





ココロにウマ

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子供のころから好きだった。

 

乗馬クラブに通ったことはなく知り合いが馬を飼っていたこともない。

実際に触ったことさえ殆どないのに心の中に馬がいた。

 

相模原公園にポニーがいて、小学生だった私の楽しみは自転車こいでポニーを見に行くことだった。

 

フェンスから、ずっと遠くのポニーを見ているとき感じた

 

かわいいな、触りたいな とも違う、

飼ってみたいな とも違う気持ち。

 

言葉で言い表せない

ため息の出る

 ふしぎな魅力だった。

 

少し、乗りたいなって気持ちもあった。

 

でも、お兄ちゃんがプールに行っている間、母が何回か体験乗馬を経験させてくれたらしいのに…その時のことを覚えていない (笑)

 

覚えているのは 馬を見ている時の、あの気持ち。

 

何時間でも見ていられた!!

 

あの頃の自分へ

 

大人になった私は

ヨナグニウマと出会えて幸せです。

 

 

 物語を書くことにハマっていた4年生くらいの頃は、自作の本(…笑)の中にも馬が登場した。

 

家の庭でトランポリンに飛ばされ月の御殿に行き、月の馬に会う話。

 

ユニコーンのコドモと旅する話(これは偉大な漫画家の影響です…)。

 

キツネのコンと貧しい女の子の話。あ、これは馬が出てこないや!

 

極楽鳥に呼ばれてパプアニューギニアに行く女の子の話。

 

ボルネオの洞窟でコウモリと出会う冒険もの。

 

…などなど。

 

あれれ、馬が出てこないのも結構あった(^^;)

 

今思うと動物が好きだったから、馬と言うより動物が多かっただけかも。

 

他にも家族ものとかミステリー(笑)とかいっぱい!

 

よく書いてたな~あの頃は!

 

 

中でも先生や家族にウケた物語を思い出したので紹介しましょう…↓↓↓

 

レタスが大好きすぎる小学生の私が、朝起きたら牛になっていた話。

題は確か…「牛になった日」

 

その頃レタスばっかり食べていて母に怒られていたから、罰として天使さまが魔法で牛に変えちゃった・・・というあらすじ。

突然ある朝に娘が牛になったので、両親はショックで北海道の牧場にマリコを売ります。

(子供心に、牛や馬は北海道というイメージがあったのだ)

 

そこで、マリコ牛は仲間の牛や馬に出会います。

彼らのように草を食べてみるが、ちっとも美味しくない!

そこで、牧場主の目を盗み草にドレッシングをかけて食べてみると・・・

 

「お、おいしい!」

まるでドレッシングかけたレタスのようで、マリコ牛は夢中で食べるのでした。

 

・・・おかしいな、この後どうなったか思い出せない。

 

大好きだった担任の小川先生が

(いつも本を書いては読んでもらってた)

 

「面白く読ませてもらいました。まりちゃんと動物たちの関係が愉快で・・・ほにゃらら~」な、あったかいコメントを、いつものように書いてくれていて嬉しかったのは覚えてる!

 

先生のような読者はいないけど、また書いてみようかな。